抜かずに矯正はできる?

歯を抜かない矯正治療

抜かない矯正歯科とは?

これまで日本で行われてきた矯正治療は、歯を抜くことが一般的でした。確かに、抜歯をすれば歯並びの矯正は比較的楽に行えます。しかし、矯正のために健康な歯を抜いてしまうと、後々になって様々な問題を引き起こしてしまうのです。そのため、近年では歯を抜かない矯正(非抜歯矯正)が重要視されています。

歯を抜く矯正のデメリット
  • 年とともに、噛み合わせが悪くなる
  • 歯列が狭くなるため、舌が収まりきらなくなり、後方へ沈下してしまう
  • 舌が後方へ沈下することで、睡眠時に呼吸障害を起こしやすくなる
歯を抜かない矯正のメリット
  • 抜歯による痛みを防ぐことができる
  • 健康な歯を抜かずに治療できる
  • 呼吸機能に悪影響を与えないで済む

黒瀬矯正歯科では、歯を抜かない矯正治療に努めています。歯の健康は、そのまま全身の健康につながります。健康な歯を抜くことなく効果的な矯正治療を行いましょう。

前歯中心の診断から奥歯中心の診断へ

黒瀬矯正歯科では、なぜ歯を抜かない矯正治療ができるのか?

それは奥歯中心の診断を取り入れているからです。これは発想の転換から生まれた新しい診断方法です。これまでの考え方では、ほとんどが前歯中心に横顔の方向から歯並びの診断をしていました。前歯が出っ張っているものを後ろに下げる、もしくはガタガタの前歯をきれいに整えるには矯正のためのスペースを作るしかありません。そして、スペースを作る一番早い方法が抜歯なのです。

しかし、実際に患者さんの歯並びをよく観察すると、多くの場合、奥歯が前や内側に倒れ込んでいたり、左右の奥歯どうしの幅が狭かったりして、そのしわ寄せが前歯に現れている例が非常に多いことが分かります。この奥歯を立て直し、あるべき位置に戻すことで歯を抜かなくて済む可能性が格段に高くなるのです。

こどもであれば90%以上、成人でも80%近くの確率で、抜かずに治療することが可能になります。

横顔から2次元的に前歯を見るだけではなく、3次元的に奥歯の状態を見ることが非常に大切です。本来抜かなくてはならないケースは一握りしかないはずなのです。当院では、まず奥歯を立て直すことを中心に治療を進めていきます。